卵アレルギーで苦しむ人をゼロにしたい

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卵アレルギーで苦しむ人をゼロにしたい
卵アレルギーで苦しむ人をゼロにしたい

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、国立大学法人広島大学(学長:越智 光夫、以下広島大学)と共に、2013年からアレルギー低減卵の共同研究を進めてきました。2022年4月からは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による産学連携プログラム「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」の「共創分野(本格型)」に採択され、10年間のプロジェクトが始まっています。この度、2020年に作出に成功した、主要なアレルゲンである「オボムコイド」を含まない鶏卵の「安全性」を世界で初めて確認し、その研究成果に関する論文が、学術誌『Food and Chemical Toxicology』2023年5月号に掲載されることになりました。
なぜ、オボムコイドを除去する必要があるのか?
食物アレルギーの症状を持つ人の割合は、2歳までが全体の約55%、11歳までが約90%と、小児が多くを占めています。