「インフラゼロでも暮らせる家」実証実験を開始します。 | 住まいのかたち

Emotional, Burning, Unlimited Tuned Laboratory

私たちMUJI HOUSEは、エネルギーや生活水などを既存のライフラインに依存しないモバイルユニットを、移設・組み合わせることでインフラの整わない場所でも自由自在に暮らすことのできる移動式住宅の実証実験「ゼロ・プロジェクト」を2023年3月より開始します。今回は取組実施の目的や背景、プロジェクトで実施予定の内容についてご紹介いたします。

プロジェクトの背景・目的
当社は、「建築費」だけでなく、「燃費(光熱費)」や「環境負荷」までを考えた家づくりが当たり前の社会を目指しています。
これまでも2011年から室温維持に必要なエネルギー量を計算し、実際にかかる電力消費量や節約効果がわかる温熱シミュレーションの全棟実施、また2015年より、環境に配慮した高性能な住宅の実現のため、ダブル断熱+トリプルガラスサッシの標準仕様化を行ってきました。
本プロジェクトを通じて、「インフラゼロでも暮らせる家」の実用化だけでなく、得られた知見や技術を既存の商品にも反映していくことで、今後住宅のLCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)化を進めてまいります。