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人口減少でツバメも減少傾向? ツバメが人通りの多いところに巣を作る理由

ツバメが飛び交う時季になりました。数千km離れた東南アジアなどから海を渡って日本にやってきて子育てをするツバメたちは、この季節の風物詩になっています。

今年から気象庁は観測を行わなくなくなりましたが、ウェザーニュースではツバメがどこまで飛んできているのかアンケート調査を行いました。結果は、西のエリアほど目撃率が高くなっており、四国では7割以上となっています。4月上旬には10%台だった関東や東北でも、目撃率が高くなっていることが分かります。今後はさらに見る機会が増えそうです。

ところで、一般的に野鳥はひと目につかない所に巣を作り子育てしますが、ツバメだけは人がたくさん出入りするところに営巣しますね。これはなぜなのか、詳しい話を公益財団法人日本野鳥の会・自然保護室の岡本裕子さんに伺いました。

日本へはまずオスが戻ってメスを待つ
「ツバメは冬を東南アジアなどで過ごし、春先に日本に戻ってきて子育てをします。まずオスがメスに先行して戻り、子育てによい場所を探して、メスを待ちます。前年作った巣が残っていれば、それをメンテナンスして利用することもあります。

巣が残っていないときは、近くの古巣を使ったり、新しく巣をつくったりします。巣作りと子育てはオスとメスが協力して行います。巣の材料は主に泥と枯れ草です」(岡本さん)

オスとメスでは戻って来る時期がずれていたんですね。また、前の年の巣の位置を覚えているのも凄いことですが、ツバメの巣が人の出入りの多い場所に作られているのはなぜなのでしょう …