私自身は1973年生まれの日本人で、広島、長崎からは遠く離れた場所で生まれ育っている。忘れもしない、初めてこの事件に興味をもったのは、10歳の頃に「はだしのゲン」という漫画に出会った。世界大戦とは?アメリカ、イギリス、日本とは?原子爆弾とは?広島、長崎の人々は?と現実的でショックの大きい事件と感じ、調べてみたいと感じた経験がある。ただそれはあくまで机上の、自分の頭の中の世界/Virtualでの話であった。
ひとつは東京大学の教授、生徒、そして広島女学院の生徒が成し得た、残されていた当時の白黒写真をカラー写真に成長させてくれたこと。もうひとつはそのカラー写真、広島の地図とともに当時の話を語ってくださった被災者の方々。
白黒写真をカラー写真化する技術は昨今研究が進んでいるが、その実行結果と被災地の地図が交わった話を聞いた際にVirtualからREAL = 体験感が大きく伝わる衝撃を得ることができた。となりのアメリカ人とともに普段は涙がでにくい自分が、ポロポロと泣いていた。ここまで人の心を動かしてくれた方々に本当に感謝し、またこれは最初に述べたように今後もつづく議論の中でも、みなさんに感じとってほしい努力だと感じた。

あなた達が興味をもって、がんばってくれているこの作業は、今まで残されてきた書物とは違った、それらが表現し得なかった “価値ある印象を人々に与えることができる”
まちがいなく世界中の人々が、それぞれに何かを感じ取ってくれるモノとなり、そのような取り組みに対する反応は、これから勉強や仕事をしていく上で大きな価値基準になり得る。

その反応は大きな学びになる可能性が高く、その期待とともに、世界的に意味のある勉学・努力をしている生徒さん達に “あなた方は世界的に偉い!“とメッセージを送りたい。
ぜひこのチャレンジは継続してほしいと、強く希望します!!!
Cozy Kojima, EBUTLAB,Inc.
This was such a great project, and I am honored to have helped out with whatever small role I could do. I was particularly impressed with the staff of high school students that worked the duration of the event: they prepared and hung the pictures with great care, made sure the space was well attended, and guide through all the visitors, many of whom were seniors or direct survivors of the horrible event in 1945.
Japan is always such a pleasure to visit, given that people treat each other with such respect, and these student guides were no exception: I felt welcome and included in part of a team. Thank you!
Dave Jenkins, Vice President of End Point Corporation