[ジュネーブ 30日 ロイター] – 中国は2016年、誕生時に見込まれる健康寿命の長さで世界37位となり、40位となった米国を初めて追い抜いた。世界保健機関(WHO)が今月公表した2016年の統計をロイターが分析した結果、判明した。
統計によると、誕生時に見込まれる健康寿命は、中国が68.7年、米国は68.5年だった。寿命全体の長さでは、依然米国が78.5年と中国の76.4年を上回っているが、米国人の最後の10年は健康とは言えないという。全寿命が最も長かったのは日本の84.2年で、2016年生まれの人は来世紀を経験する最初の世代になる…