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踏み間違い 悲劇防ごう 自動ブレーキシステムを開発 大野城市で工場経営の石崎さん

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 ブレーキとアクセルの踏み間違いによる車の事故を防ぐ装置を、大野城市御笠川で民間車検工場を経営する石崎辰之さん(69)が開発した。低速走行時に急加速すると、エンジンが停止する仕組み。車のリサイクル部品を使って製作した。石崎さんは「高齢者の思わぬ事故による悲劇をなくすお役に立てれば」と話す。

「保護ブレーキシステム」と石崎さんが名付けたこの装置は、通常走行中に誤って反応しないよう、時速0〜16キロの低速時(範囲は調整可能)に限り、アクセルを踏んで急加速した場合に作動する。エンジンを止めると同時に、ブレーキペダル近くのアクチュエーター(駆動装置)が自動的にペダルを踏み込んだ状態にし、車両を停止させる。

運転を再開するには、ブレーキペダルを踏んでチェンジレバーをパーキングに戻せばシステムが解除され、通常通りにエンジンがかけられるという。

知恵を絞ったのは、自動でブレーキペダルを踏み込んだ状態にする装置。油圧やスプリング使用も考えたがうまくいかず、窓ガラス(パワーウインドー)を上下させるレギュレーター(調節器)の利用を思いつき、実用化にこぎつけた。