TOYOTA Developers Night 2018-2020年の実証実験成果発表 コネクティッドカーを走らせるインフラ開発は「めっちゃ大変だった」 ーTOYOTA × NTTグループが共同研究開発を語り合う

トヨタとNTTグループは、コネクティッドカー向けICT基盤づくりのための技術やノウハウを共有し、2018年より3年に渡って実証実験を行ってきた。スマートモビリティ社会を実現に向けて、どのようにICT基盤作りに取り組んできたのか。技術課題へのアプローチや実証実験の成果など、その舞台裏を語る。

トヨタとNTTグループが共同研究・開発を行った背景とは
「トヨタとNTTグループが「コネクティッドカーICT基盤」実証実験の成果を語る!」の続編となる今回のレポートでは、技術的な課題へのアプローチや、実証実験を行うにあたっての苦労話が座談会形式で語られた。
・トヨタとNTTグループが「コネクティッドカーICT基盤」実証実験の成果を語る!

イベント冒頭は、モデレータも務めたトヨタ自動車(以下、トヨタ)の高橋克徳氏が登壇。NTTグループと共同で研究開発を開始した背景について振り返った。私たちは車両ビッグデータには、大きな価値を生み出す可能性があると考えています。クルマが社会のセンサーとなり、ビッグデータを得ることで、カーシェア・ライドシェアなど新たなモビリティサービスの提供が可能になる。また、事故や渋滞ゼロ、カーボンニュートラルといった社会課題の解決、さらなる価値提供にもつながるでしょう」(高橋氏)

コネクティッドカーは通信ネットワーク、クラウドなど、様々な要素で構成されている。これらの仕掛けを実現していくためには、データを蓄積処理するための基盤や、データを分析活用するための仕組み、ソフトウェアアップデートなど、幅広い技術を確立して組み合わせていく必要がある …