人口統計情報やタクシーの運行データなどの情報を解析し、タクシーの乗車需要を予測するNTTドコモの「AIタクシー」がAI・人工知能 EXPOで展示されていた。サービスリリース前の実証実験では、AIタクシーを使った新人ドライバーの売り上げが実際に上がったのだという。
携帯電話ネットワークを使った人口統計情報やタクシーの運行データ、気象データなどをかけ合わせ、現在から30分後までのタクシー乗車需要を予測する、NTTドコモの「AIタクシー」。2018年2月にスタートした本サービスは、4月4日~4月6日に東京ビッグサイトで行われた「第2回 AI・人工知能 EXPO」でも展示を行っており、来場者の注目を浴びていた。
リアルタイムな需要予測データを配信することで、ドライバーごとの実車率(稼働率)のばらつき解消や底上げ、そして業務効率や生産性向上という効果が期待できるほか、タクシーの利用者にとっても、待ち時間が短縮するといったメリットがあるという …