「クラウドといえばAWS」と言う人がいるほど、AWSは実績・知名度ともに現在トップのクラウドプレイヤーだ。しかし、AWSよりも高い成長速度を見せるクラウドがある。
クラウドファーストからクラウドノーマルへ
IDCの調査によると世界のクラウド向けIT投資はパブリックとプライベートを合わせ、2015年時点で総IT投資の32.7%を占めるに至ったという。IDCの予測を信じるならば、2020年前後には、世界のIT設備投資において、総IT投資に占める従来型設備投資とクラウド向け設備投資のシェアは逆転する。ITサービスの基底となる設備層では、クラウドを標準として考える“クラウドノーマル”が一足早く常態になりそうだ。