医療現場でIT製品の導入を進めようとすると、スタッフから否定的な意見が上がることが少なくない。この「IT化への恐怖」の根源は何だろうか。
医療現場でIT製品の導入を進めようとすると、スタッフから次のような否定的な意見が上がることがあります。
- 「電子カルテなどのシステムを使いこなせるかどうか心配」
- 「運用がうまくいくのだろうか」
- 「うちの病院の運用は特殊なので、システム化が難しいのではないか」
- 「システムを導入したら、診療が遅くなるのではないか」
- 「費用対効果が十分あるのか」
医療の現場では残念ながらIT化に対して、こうした恐怖に似た感情、心配を訴える声が上がることが少なくありません。ときにIT化を見送る結果につながることもある、この医療現場におけるIT化の恐怖の根源は何なのでしょうか。