趙名誉名人、囲碁AIに逆転勝ち 電王戦第1局

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高度のAI(人工知能)を実装した日本のコンピューター囲碁ソフト「Deep Zen Go(ディープゼンゴ)」と、史上最多のタイトル獲得数を誇る趙治勲(ちょうちくん)名誉名人(60)が19日、東京都内で国内初のハンディなしの「互先(たがいせん)」で対局し、趙名誉名人が黒番中押し勝ちした。対局は三番勝負。先勝で、まずは面目を保った。

注目された「囲碁電王戦」の第1局。Zenは序盤の布石で優位に立ったが、終盤に失着を重ねて趙名誉名人の逆転を許した。20日に第2局、23日に第3局がある。趙名誉名人が第2局で勝ち越しを決めても3局打つ。