人間の脳と車を接続したこのインターフェイスは、イーロン・マスクが掲げる2つのプロジェクトの産物ではない。いや、これは日本の自動車メーカーである日産が、実際に取り組んでいるプロジェクトなのだ。
ブルームバーグによると、ドライバーは、脳の活動によって生じる脳波を捉えるために、電極で覆われたヘッドセットを装着して車を運転する。その脳波のデータを元に、日産はドライバーがいつ曲がり、加速し、ブレーキを踏むのかを割り出し、人間よりも0.2から0.5 秒早いタイミングで車を制御する。
日産はバージ(The Verge)に対して、「5年から10年後の実用化を目指している」と語っている。つまり、自律自動車が路上を走るようになるまで、実際にその技術にお目にかかることはなさそうだ…