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すでに実用段階に入った! 富士通の人工知能「Zinrai」が実現する “未来のような現在”


すでに実用段階に入った人工知能! その驚きの活用事例
人工知能(AI)が自動的に人間の顔を認識したり、文章の意味を判断したりする。あるいは、コールセンターで人間と対話したり、弁護士に代わって判例を検索したりする……。AIの活用には、どこか非現実的で”夢物語”のような印象がつきまとう。
しかし、富士通のAI基盤事業本部 ビジネス戦略室 室長 永井浩史 氏は「AIは夢物語ではありません。すでに実用段階に入った技術です」と強調し、富士通が取り組んだいくつかの活用事例を紹介した。その1つが「イノシシとタヌキを区別する」プロジェクトだ。

「ある農家のご要望で、オリの中にイノシシが入ったら扉を閉め、タヌキやアナグマは閉めないで逃がすワナを作りました。イノシシの画像100枚をデータ拡張の技術で1000枚に増やし、約3日間、ディープラーニングの学習を行った結果、人間は区別ができない夜間の映像であってもイノシシだけを正確に認識できるようになりました」(永井氏)

クルマの自動運転に不可欠な画像認識の実験も行われている。クルマに車載カメラを設置して、運転中の映像をリアルタイムに解析する実験だが、永井氏はその認識能力の高さを次のように説明する。