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パナソニック、福井県永平寺町で自動運転実験


 パナソニックは13日、福井県や同県永平寺町と連携して自動運転車両の走行実験を始めたと発表した。京福電気鉄道永平寺線の廃線跡を使った約6キロの遊歩道を活用し、3年程度で実用化の可能性を探る。北陸3県では産業技術総合研究所(産総研)や国土交通省などがそれぞれ自動走行の実験を推進しており、成果や課題についての知見の蓄積を通じて実用化の先進地になる可能性がある。

 パナソニックの実験は大阪府門真市の本社構内などで走行実績がある車両を使う。周囲を感知するカメラを搭載し、人や車などを自動的に識別し、安全に徐行や停止、危険回避ができる。

同遊歩道を実験場所に選んだのは住宅地や山林などさまざまな沿道環境があり、公道と同様のデータが得られるからだ。えちぜん鉄道の永平寺口駅から曹洞宗大本山の永平寺近くまで延びており、実用化すれば観光客の利用も期待できる。