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ファストリ会長、消費行動の変化に対応「ECを成長エンジンに」

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 ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は5日、EC(電子商取引)を成長エンジンの一つに位置付けると明らかにし、インターネット通販を強化する方針を示した。国内消費が低迷するなか、ネット通販市場は拡大を続けているためで、消費行動の変化に対応し業績をてこ入れする考えだ。

同社は昨年10月、2020年の販売目標を5兆円から3兆円に下方修正した。柳井氏は「20年の現実的な目標に修正した」とした上で、「アナログからデジタルに仕事を変え、目標を達成する」と強調した。

デジタル対応の一つがEC事業の拡充だ。経済産業省によると、15年の国内EC市場は前年比8%増の約13兆8000億円と、10年に比べると8割も拡大した。

なかでも衣料品業界は、アマゾンジャパンや、衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイなどが台頭。柳井氏は「プライベートブランド(PB、自主企画)商品も展開し始めており、将来的にはアマゾンなどが大きなライバルになる」と、危機感を示した。